2008年3月7日金曜日

我が家のFOOD・のっぺ汁

のっぺ汁。
新潟県人にとって馴染みの深い食べ物だと思います。

実は私の嫁さんも新潟の出身でして、お正月ともなると
のっぺ汁作りに命懸けてます・・・(って、そんな大げさな)

そこで、のっぺ汁を知らない人のために簡単な
のっぺ汁の説明をしたいと思います。

もともとは禅寺で、野菜くずや切れ端、残り物などを無駄に捨てることなく
汁物に仕立てて再利用したのがはじまりだと言われています。

そのため、いろいろな種類の野菜がたくさん入っており、
むしろ今の時代には残り物どころか栄養豊富、野菜の力をいただける
ご馳走といえるでしょう。

基本的に「のっぺい汁」は里芋、蓮根、大根、人参、ゴボウ、椎茸など
根菜類を中心にした乱切りの具をごま油で炒め、ダシで煮て
しょうゆとしょうがで味付けし、片栗粉でとろみをつける汁のことです。  

地方によって、具の種類や、ごま油で炒めないとか、味噌味とか
ショウガを入れないとか、とろみの濃さやとろみをつけないなどの
バリエーションがあるようです。

本来の名前はのっぺい汁と言うそうであり、
厳密に言うと、新潟県人の言う「のっぺ汁」とは煮物とされ
「のっぺい汁」とは違う料理とされているようです。

元々が精進料理であったために
永平寺でも、よく冬の寒い日に作られる人気の献立だそうです。    

まあ精進料理ではなくなってしまいますけど
前日にたべ残した焼き魚の身とか、鶏肉とか
何を入れるか考えるのも楽しいものです。 

まあどちらにしろ、決まりがあるわけではありませんから
郷土の懐かしい味を思い起こして、自分なりに工夫すればよいのです。

単にとろみでカラダが暖まるだけでなく
なつかしいふるさとの味が心まであったかくしてくれるのです。  

また、無理に全部の具をそろえなくてもいいのです。

もちろん、多くの種類を用いた方がうまみが増すのですが
手元にあるはしきれの材料を無駄にしないという、
本来の精神も忘れてはいけないそうです。

むむむ・・・・何とも奥ゆかしい、わが国日本の知恵ではありませんか。

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