子供の頃、風邪を引いて寝込むと、必ずお袋がおかゆを作ってくれました。
各家庭によって、おかゆの食べ方はそれぞれだと思いますが
我が家では昔からおかゆと言えば、醤油に浸したオカカが定番でした。
世代が変わり、5歳と2歳のチビ達が風邪を引いた時にも、
その伝統は脈々と受け継がれております。
5歳の長女などは
「本当にお前は具合が悪いんか~いッ!」と突っ込みを入れられるほど
2~3杯はお変わりをして食らいます。
消化器系がやられていない時は、箸休めとして
沢庵が付きますが、面倒くさい時には、その沢庵を
厚切りにしてボリボリと豪快にやります。
チョッと手を加えたい時には、透けるほど薄く切った沢庵に
細かく刻んだ大葉を加え、仕上げにゴマを振り掛けます。
そうする事により、各食材の歯ごたえ・風味・味がほどよく
調和され、沢庵の美味しさも格段にアップします。
おかゆと言えば、我が家の近所に曹洞宗のお寺があり
毎週日曜の早朝に座禅会が行われています。
座禅の終了後、参加者全員には、おかゆが振舞われるのですが
そのおかゆの、また美味しいこと美味しいこと!
慈悲深い味と言ったらいいのでしょうか、
まさに五臓六腑に染み渡る美味しさとは、あのことを言うのでしょうか。
毎週わたしも、この座禅会に参加しておりますが、
座禅よりも、わたしの目的は
このおかゆにあると言っても過言ではありません。
喝~~~ッ!!
・・・どうも修行が足りないようで
2008年2月29日金曜日
我が家のFOOD・おかゆ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿